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J-GLOBAL ID：201202200198359226   整理番号：12A0441294

動的粘弾性測定による高分子材料の振動減衰能の測定〈アクリルフォーム接合テープを貼り付けた熱硬化性ポリウレタンエラストマー〉

著者 (1件)： 足立廣正 (名古屋市工研)
資料名： プラスチックス  (Japan Plastics)
巻： 63  号： 3  ページ： 53-58  発行年： 2012年03月10日 
JST資料番号： F0254A  ISSN： 0555-7887  CODEN： PRSKAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 4種の熱硬化性ポリウレタンエラストマー(PUE)(厚み1mm)の各々に種々の厚みのアクリルフォーム構造用接合テープ(AFT)を貼り付け二層とした複合型試料の制振性能を種々の温度でのせん断モード動的粘弾性測定により評価した。テープ厚みと損失正接の関係,貯蔵せん断弾性率(G’)と損失正接の関係を解析し,周波数-温度移動因子を用いて周波数の関数としての損失正接のマスターカーブを作成した。複合型試料の損失正接はPUEとAFTの各々単独での損失正接の間にあり,AFTが厚いほど,またPUEのG’が大きいほど損失正接が大になることが分かった。温度30°Cから150°Cまでの損失正接の周波数分散を基準温度80°Cで重ね合わせたところ滑らかなマスターカーブとなり周波数-温度換算則が成立することが分かった。

シソーラス用語： *粘弾性 ,  熱硬化性プラスチック ,  *ウレタンゴム ,  依存性 ,  粘着テープ ,  損失正接 ,  動弾性係数 ,  原理 ,  曲線 ,  分散【dispersion】 ,  シフト演算子 ,  防振 ,  剪断 ,  アクリル樹脂
準シソーラス用語： *ポリウレタンエラストマ ,  マスタカーブ ,  厚み依存性 ,  周波数分散 ,  重合せの原理 ,  制振 ,  接着テープ ,  貯蔵弾性率 ,  *動的粘弾性

分類 (2件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D) ,  ポリウレタン  (YH07130G)

タイトルに関連する用語 (10件)： 動的粘弾性 ,  高分子材料 ,  減衰能 ,  アクリル ,  フォーム ,  テープ ,  貼り付 ,  けた ,  熱硬化性 ,  ポリウレタンエラストマー