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J-GLOBAL ID：201202200290011244   整理番号：12A0895329

楽器性能を基にしたクラリネットリードパルスの推定に向けて

Toward an estimation of the clarinet reed pulse from instrument performance

著者 (2件)： SMYTH Tamara (School of Computing Sci., Simon Fraser Univ., 250-13450 102nd Avenue, Surrey, British Columbia, V3T 0A3, CAN) ,  ABEL Jonathan S. (Dep. of Music, Center for Computer Res. in Music and Acoustics (CCRMA), Stanford Univ., Stanford, California 94305-8180)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 131  号： 6  ページ： 4799-4810  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,演奏中のクラリネットのベルで記録した圧力信号から,リードパルスを推定する方法を示した。リードパルスはボア入力圧力パルスの一般的には周期的なシーケンスに与えられる名称であり,ボアに対するアパーチャの特性インピーダンスによって振動リードを通過する体積流に関連付けられる信号である。問題は,記録した音声から声門パルスシーケンスを抽出することと類似している。しかしながら声門と楽器リードが持つ質量と開口面積は大きく異なるため,音声処理に使用される音源-フィルタモデルは適用できない。本論文では,リード楽器を双方向導波路と組合せた圧力制御弁としてモデリングし,出力圧力はリード体積流とボア特性インピーダンスの積の線形時間不変変換として近似した。圧力波は各リードパルスに対してマウスピースからベルへ,またその逆と2つのラウンドトリップを行い,記録した信号の進行自己相関期間内に明確な正と負の突出部を生じることに注目して,楽器内の圧力波が経験するラウンドトリップ減衰を推定し,これを使って包含する導波路を逆転し,リードパルスの推定値を生成した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *楽器 ,  パルス ,  推定 ,  圧力 ,  信号処理 ,  導波路 ,  圧力制御弁 ,  組合せ ,  モデリング ,  特性インピーダンス ,  圧力波 ,  逆転
準シソーラス用語： *クラリネット ,  リードパルス ,  体積流量

分類 (1件)： 楽器音響  (BB03070Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 楽器 ,  クラリネット ,  リード ,  パルス ,  推定