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J-GLOBAL ID：201202200299711524   整理番号：12A0687058

河川での生物学的リン固定化と放出における付着生物化学量論と光の効果

The effect of periphyton stoichiometry and light on biological phosphorus immobilization and release in streams

著者 (7件)： DRAKE W. M. (Univ. Arkansas, AR, USA) ,  SCOTT J. Thad (Univ. Arkansas, AR, USA) ,  EVANS-WHITE Michelle (Univ. Arkansas, AR, USA) ,  HAGGARD Brian (Univ. Arkansas, AR, USA) ,  SHARPLEY Andrew (Univ. Arkansas, AR, USA) ,  ROGERS Chris W. (Univ. Arkansas, AR, USA) ,  GRANTZ Erin M. (Univ. Arkansas, AR, USA)
資料名： Limnology  (Limnology)
巻： 13  号： 1  ページ： 97-106  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： L3959A  ISSN： 1439-8621  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： シンガポール (SGP)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 河川は栄養素を輸送する導管と働くのみならず,陸から海洋へ下流輸送中に栄養素を形質変換する。今回,北西アーカンソーの栄養素過剰地域オザーク川から採集した無傷付着生物を用いて,小規模試験を行った。ネットのP固定は75%で起こり,ネットのPで遊離は5%で起こった。河川条件で正常化すると,P固定は,光利用度が高く付着生物C:P比が高いとき,最も高かった。一方,ネットのP遊離は,光利用度が低く付着生物C:P比も低いときにのみ起こった。成長期のみからの付着生物化学量論と光利用度および2つの変動値の相互作用を含めた重回帰モデルは,付着生物P流動変化の99%を説明した。本結果は,付着生物のP固定を予測するために,化学量論と光利用度は同時に考慮されるべきであることを示唆した。また,ネットのP固定は非常にPが高い付着生物でさえ起り,光利用度が高いときP吸収源として働くと示唆した。

シソーラス用語： *リン酸固定 ,  *水生生物 ,  化学量論 ,  アーカンソー州 ,  栄養素過剰 ,  光合成 ,  回帰モデル ,  河川 ,  栄養素 ,  バイオマス ,  *底生生物
準シソーラス用語： 光利用効率 ,  *付着生物

分類 (1件)： 生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 河川 ,  生物学 ,  リン固定 ,  放出 ,  付着生物 ,  化学量論