文献
J-GLOBAL ID:201202200454569322   整理番号:12A0930317

単分子蛍光共鳴エネルギー移動によるミクロRNA-誘起サイレンシング複合体関連ミクロRNA-ターゲット認識の解析

Analysis of MicroRNA-Induced Silencing Complex-Involved MicroRNA-Target Recognition by Single-Molecule Fluorescence Resonance Energy Transfer
著者 (2件):
資料名:
巻: 84  号: 11  ページ: 5097-5102  発行年: 2012年06月05日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ミクロRNA(miRNA)は後生動物及び植物における遺伝子発現の重要な転写後レギュレータとして出現した~22-nt非コード化RNAからなるもので,一般にmiRNAsは翻訳の抑制またはmRNA崩壊誘起によって蛋白質合成を阻害する。単一生物分子の配座変動を特性化するために単一分子蛍光共鳴エネルギー移動が用いられているが,本研究ではヒトmiRNA誘起サイレンシング複合体(miRISC)関連ミクロRNA-ターゲット認識を調べる目的で,単一分子蛍光共鳴エネルギー移動を適用した。その結果,原核生物ガイドDNA媒介認識としての二状態モデルにおける完全な塩基対形成の進行とともに哺乳類miRNAとそのターゲット間の認識を確認することができ,そのことはガイドRNA/DNAストランド認識の保護されたパターンを示唆するものであった。単一分子蛍光共鳴エネルギー移動によって明らかになった動的情報は哺乳動物におけるターゲット認識におけるmiRISCの役割についての包括的な理解に重要な意味合いをもつものと考察した。実時間で全細胞溶解物中のmiRISC-関連ターゲット認識の立体配座動力学をモニタリングするために初めて単一分子蛍光共鳴エネルギー移動を適用したが,その結果,完全な塩基対を有するヒトmiRNA-ターゲット認識における二状態形成を明らかにすることができた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
核酸一般  ,  分光分析 

前のページに戻る