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J-GLOBAL ID:201202200529439462   整理番号:12A0706272

イミダゾリウムをベースとするカチオンと[Tf2N-]からなるイオン液体の気液界面 分子動力学による洞察

Air-liquid interfaces of imidazolium-based [TF2N-] ionic liquids: insight from molecular dynamics simulations
著者 (4件):
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巻: 14  号: 15  ページ: 5164-5177  発行年: 2012年04月21日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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異なったアルキル鎖長を持つイミダゾリウム,1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム([C4mim]),[C6mim],[C8mim]と[Tf2N]-イオンからなる3種のイオン液体の気液界面挙動(界面に垂直な方向の質量中心(COM)数密度,原子数密度,電荷密度分布,表面張力,表面粗度,配向秩序度,イオン移動度,垂直及び側方拡散,再配向動力学)をカチオン及びアニオンの全電荷を0.9及び-0.9eとし,CHARMM型力場を用いた分子動力学シミュレーションにより調べた。表面分子解析(ITIM解析)の結果,界面層ではカチオンのアルキル鎖は気相に面し,イミダゾリウム環は界面に垂直に配向し,アニオンはCF3基を気相に面してその間に挟まれた構造をとっていた。界面のカチオン密度はアニオン密度に比べ高く,界面のすぐ下の層(サブ界面層)では,その逆になっていた。また,サブ界面層の空間及び配向秩序は界面層に比べ低くなっていた。界面層の表面はサブ界面層に比べ滑らかであるが,アルキル鎖長の増加に伴い,両層ともその表面粗度が増加した。界面層でのイオンの滞在時間はサブ界面層に比べ長いが,いずれの層でも垂直拡散係数は側方拡散係数に比べ小さい値を示した。
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分類 (3件):
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液-気界面  ,  物理的手法を用いた吸着の研究  ,  イミダゾール 
物質索引 (4件):
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