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J-GLOBAL ID:201202200574171071   整理番号:12A0550960

Tatra国立公園(ポーランド南部)の異なる高度での生物指標として用いるAthyrium distentifolium

Athyrium distentifolium used for bioindication at different altitudes in the Tatra National Park (South Poland)
著者 (5件):
資料名:
巻: 79  ページ: 184-188  発行年: 2012年05月01日 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究はポーランドのTatra国立公園のシダ植物Athyrium distentifoliumの金属蓄積の生物地球化学に関する調査の続きである。Tatra山地全般に広く生育するこの種を海抜1000から2500mの様々な高度の同じタイプの岩盤(花崗岩/片麻岩)の地点から採取した。シダ植物のCd,Cr,Cu,Fe,Mn,Ni,Pb及びZnの元素の濃度を測定した。この調査はA. distentifolium(同じタイプの地盤に生育している)の元素組成の相違は異なる高度における大気金属沈着の相違を反映しているとの仮定を検証するために行った。マーケットバスケット分析(MBA)手法を用いこの仮定の検証を行った。A. distentifoliumは極めて低濃度のCd,Fe,Mn,Ni,Pb及びZnを含んでいた。中程度の高度(海抜1501~1700m)ではシダ植物は非常に高濃度のPbを含んでおり,高高度(海抜1701~2050m)ではシダ植物は非常に高濃度のCd,Cr,Mn,Ni及びZnを含んでいた。A. distenfoliumが生育したそれぞれの高度がこの植物種に蓄積する元素の濃度に影響を及ぼしていた。この調査はA. distentifoliumが高濃度の金属を蓄積できること,それ故金属汚染を制御に利用できるかもしれないことを指摘した。加えてA. distentifoliumは同じTatra山地のコケ類P. schreberiと同等な生物指標結果を与えた。調査した植物種は北半球の山々に広く周極分布するのでこのような山地地域における広範囲な金属汚染の制御に用いることができるかもしれない。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物に対する影響  ,  重金属とその化合物一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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