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J-GLOBAL ID：201202200644400340   整理番号：12A1604373

ガスタービンの被覆-概観

Gas turbine coatings - An overview

著者 (1件)： RAJENDRAN R. (Gas Turbine Res. Establishment, CV Raman Nagar, Bangalore 560 093, IND)
資料名： Engineering Failure Analysis  (Engineering Failure Analysis)
巻： 26  ページ： 355-369  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： W0684A  ISSN： 1350-6307  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ガスタービン要素は,使用温度が大気温度から材料の融点近くまで変化し,要素にさまざまな劣化をもたらす厳しい環境で稼動する。使用中に寸法許容度を越える要素は費用のかかる取替えが避けられる時には修理と改造を必要とする。フライアッシュや砂粒によるエロージョンは圧縮機のブレードを損傷し,初期段階でのエンジン破壊を引き起こす。圧縮機ブレードの蟻溝底部は振動に起因する揺動運動によりフレッチング疲れを受ける。圧縮機のケーシングは軸のミスアラインメント,ケーシングの楕円度および/またはブレードとケーシングの損傷を引き起こす不適切な間隙により回転ブレードと接触する。それ故,Ti対Tiの摺動による発火の防止に加えてエンジンの効率に影響する小さな間隙の制御が要求される。回転運動と往復運動を行う接触面の摩滅がエンジンの運転中に発生し,防止策を必要とする。燃焼室での低品質の燃料の燃焼によって発生する高温ガスは,それらの通路を酸化し,腐食する。高温部では回転要素と固定要素はエンジンの熱力学的効率の向上をもたらす高い運転温度からの遮熱を必要とする。この広範囲のエンジンの機能的要求は要素を破壊から保護する多量の被覆の施工によって満たされる。本概観は,ガスタービン被覆の分野でのさらに深い洞察を目的としないが,一つの場所での詳しいこれらの被覆の概要,応用と特性化の方法,劣化機構および実践的工業エンジニアの役に立つ暗示的な将来の方向を明らかにしている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ガスタービン ,  *被覆 ,  損傷 ,  摩耗 ,  フライアッシュ ,  翼 ,  フレッチング疲れ ,  シェル ,  滑り ,  断熱 ,  酸化 ,  腐食
準シソーラス用語： エロージョン ,  ケーシング ,  圧縮機翼 ,  摺動

分類 (1件)： ガスタービン  (PB02040Y)

タイトルに関連する用語 (1件)： ガスタービン