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J-GLOBAL ID:201202200645676064   整理番号:12A1010052

Orbitrap質量分析計の使用による酸化されたLDL及び酸化されたHDL中のコレステリルエステルヒドロペルオキシドの検知とキャラクタリゼーション

Detection and characterization of cholesteryl ester hydroperoxides in oxidized LDL and oxidized HDL by use of an Orbitrap mass spectrometer
著者 (9件):
資料名:
巻: 404  号:ページ: 101-112  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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反応性酸素種によるリポ蛋白質中のコレステリルエステルの酸化はコレステリルエステルヒドロペルオキシド(CEOOH)を生じる。この研究において,著者らはハイブリッド線形イオントラップ-Orbitrap質量分析計(LC-LTQ Orbitrap)を伴った逆-相液体クロマトグラフィーの使用によりヒトリポ蛋白質中のCEOOH分子の同定とキャラクタリゼーションに対する新しい方法を開発した。エレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析を正-イオン及び負-イオン双方のモードで行った。CEOOH分子の同定はFourier-変換(FT)モードにおける分光計を用いることにより得られた高質量精度(MA)質量分光データの使用により完結した。健康なドナーからの天然低密度リポ蛋白質(nLDL)及び天然高密度リポ蛋白質(nHDL)はCuSO4により酸化され,酸化されたLDL(oxLDL)及び酸化されたHDL(oxHDL)を提供した。nLDL及びnHDL中にはCEOOH分子は検出されなかったがoxLDL及びoxHDL中には6つのCEOOH分子が検知された。正イオンモードでは,CEOOHは[M+NH4]+及び[M+Na]+イオンとして検知された。負イオンモードでは,CEOOHは[M+CH3COO]-イオンとして検知された。CEOOHは負イオンモードよりも正イオンモードでより容易にイオン化された。LC-LTQ Orbitrap法をヒト血漿に適用し,CEOOHの6つの種が検知された。検出限界は合成CEOOHに対して0.1pmol(S/N=5:1)であった。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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有機化合物の各種分析  ,  脂質一般 
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