文献

J-GLOBAL ID：201202200664887718   整理番号：12A0207205

水中超音速ガスジェットの力学に関する研究

Research on the mechanics of underwater supersonic gas jets

著者 (3件)： Shi Honghui (Coll. of Mechanical Engineering and Automation,Zhejiang Sci-Tech Univ., Hangzhou) ,  Wang Boyi (Inst. of Mechanics,Chinese Acad. of Sciences State Key Lab. of Nonlinear Mechanics, Beijing) ,  Dai Zhenqing (Inst. of Mechanics,Chinese Acad. of Sciences State Key Lab. of Nonlinear Mechanics, Beijing)
資料名： Science China. Physics, Mechanics & Astronomy  (Science China. Physics, Mechanics & Astronomy)
巻： 53  号： 3  ページ： 527-535  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2587A  ISSN： 1674-7348  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実験研究を実施して,水中超音速ガスジェットの流体力学を研究した。収縮・拡大ノズル(ラバールノズル)を通して,高圧空気を水槽に注入した。過膨張,完全膨張および不完全膨張の異なる条件で,ジェットを操作した。CCDカメラを用いて,ジェットのシーケンスを可視化した。水への超音速エアジェットの注入には,常に強い流動振動が付随することが判明し,気相への衝撃波フィードバック現象に関連していた。超音速ガスジェットが開放空気に流出するときの音響的フィードバックは甲高い音を引き起こすが,衝撃波フィードバックはそれと異なった。それは,ガスポケットに囲まれた衝撃波がガスジェットに大きな振幅変動の周期的圧力を誘起する過程である。その結果,周期的圧力によって,大きな振幅の膨張を含むジェット振動が引き起こされた。詳細な圧力測定も行こなって,衝撃波フィードバック現象を確かめた。3種類の測定方法を用いた,つまり,それぞれ水中に沈めた圧力プローブ,ノズル装置の側面の壁と前面の壁からの圧力測定であった。これら方法によって測定した結果は,良く一致した。それらは,ジェットの振動毎に圧力が急増し,衝撃波フィードバックの平均周波数が約5~10Hzであることを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *ガスジェット ,  *力学 ,  *音速 ,  流体力学 ,  水槽 ,  圧力測定 ,  衝撃波 ,  可視化 ,  ノズル ,  周波数 ,  振幅
準シソーラス用語： *超音速

分類 (1件)： 噴流  (BC02080F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水中 ,  超音速 ,  ガスジェット ,  力学 ,  研究