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J-GLOBAL ID:201202200690886703   整理番号:12A0747516

選択的レーザー溶解処理した市販純チタニウムの高密度化挙動,微細組織変化,および摩耗性能

Densification behavior, microstructure evolution, and wear performance of selective laser melting processed commercially pure titanium
著者 (8件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 3849-3860  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,選択的レーザー溶解(SLM)処理した市販純Ti部品の高密度化挙動,相および微細組織変化,硬度および摩耗性能を総括的に検討した。SLMプロセス間の微細組織,特性,および冶金的メカニズムの関係を深く検討した。低走査速度と高レーザーエネルギー密度との組み合わせの場合には,融体の低粘性,液相の長寿命,およびそれらの結果として生じる高熱応力の故に,微視的球状化現象と熱的層間ミクロクラック発生が起こった。一方,高走査速度の場合にはMarangoni対流で誘起された溶融体の高不安定性の故に,不規則な液体凝固先端面およびかなり大きな球状化が起こった。処理欠陥を除き,高密度体を実現するための操作パラメータの許容範囲は狭いが実行可能な処理条件を,これらの実験結果から探った。SLM処理Ti部品の相組成および微細組織特性は,走査速度増加につれて比較的粗いLath形状α→微細化針状マルテンサイトα′→さらに微細なジグザグ模様のマルテンサイトα′の順番で変化し,この原因は高温処理,動的過冷却,およびそれに伴う凝固速度の影響によるものである。適切な処理条件で得られた完全に緻密なTi部品は,非常な高硬度:3.89GPa,低摩擦係数:0.98,および乾式すべり摩耗試験における摩耗速度は各々8.43×10-4mm3N-1m-1の値を示した。摩耗表面に生成した付着物,および塑性的付着摩擦摩耗層も,摩耗性能向上に寄与した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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変態組織,加工組織  ,  機械的性質 

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