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J-GLOBAL ID:201202200699048166   整理番号:12A0138655

レチノイン酸により誘導されるH9細胞の分化の間のERストレス反応

ER stress response during the differentiation of H9 cells induced by retinoic acid
著者 (8件):
資料名:
巻: 417  号:ページ: 738-743  発行年: 2012年01月13日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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小胞体(ER)ストレスは,初期胚発生の間に起こる。本研究の目的はレチノイン酸(RA)により誘導されるヒト胚性幹細胞分化の間にERストレスが起こるかどうか特定することであった。分化を誘導するために,H9ヒト胚性幹細胞を29日までRA処理した。HEK293細胞を対照としてRA処理した。その結果は,いくつかのERストレス反応性遺伝子が5日間のRA処理に反応してH9およびHEK293細胞で差異的に調節されることを立証する。GRP78/BipはH9細胞で上方調節されるが,HEK293細胞で下方調節された。eIF2αのリン酸化はH9細胞で下方調節されたが,HEK293細胞で上方調節された。XBP-1はH9細胞でRA処理後直ちに下方調節されたが,その下方調節はHEK293細胞でずっと遅かった。加えて,2つのER常在性E3ユビキチンリガーゼgp78およびHrd1はRA暴露に引き続く5日間H9細胞で共に上方調節された。加えて,タンパク質Bcl2はH9やH9由来細胞で検出されなかったが,HEK293細胞で発現し,2つの型の細胞におけるその発現はRA処理によって変わらなかった。29日間RA処理したH9細胞において,GRP78/Bip,XBP-1およびBcl2は皆,上方調節された。これらの結果は,ERストレスがRAにより誘導されたH9細胞分化に関与することを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ビタミンA  ,  発生と分化 
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