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J-GLOBAL ID:201202200712339710   整理番号:12A0684193

Xanthium strumarium L.によるメラニン形成の抑制

Inhibition of Melanogenesis by Xanthium strumarium L.
著者 (4件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 767-771 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0021A  ISSN: 0916-8451  CODEN: BBBIEJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Xanthium strumarium L.(Asteraceae)は皮膚病治療に韓国で伝統的に使われている。本研究では,メラニン合成へのX.strumarium茎抽出物の効果を調べた。それは濃度に左右される方法でメラニン合成を抑制したが,速度制限メラニン形成酵素であるチロシナーゼを直接抑制することはなく,その代わりに小眼球症関連転写因子(MIFT)とチロシナーゼ発現を下方調節した。色素形成の主要な制御因子であるMIFTはグリコーゲンシンターゼキナーゼ3β(GSK3β)とβ-カテキンを含むWntシグナル伝達経路の標的である。従って,GSK3βとβ-カテキンへのX.strumarium茎抽出物の影響をさらに調べた。X.strumariumはGSK3βリン酸化(不活性化)を誘導したが,β-カテキンの量は変化しなかった。さらに,特異的GSK3βインヒビターはX.strumarium誘導メラニン減少を回復した。従って,X.strumariumはGSK3βリン酸化によるチロシナーゼの下方調節を通してメラニン合成を抑制すると提案する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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植物の生化学 
引用文献 (28件):
  • 1) Bark KM, Heo EP, Han KD, Kim MB, Lee ST, Gil EM, and Kim TH, J. Ethnopharmacol., 127, 11–18 (2010).
  • 2) Jaggi KS and Gangal SV, Mol. Cell Biochem., 78, 177–189 (1987).
  • 3) Godoy O, Richardson DM, Valladares F, and Castro-Diez P, Ann. Bot., 103, 485–494 (2009).
  • 4) Kuo YC, Sun CM, Tsai WJ, Ou JC, Chen WP, and Lin CY, J. Lab. Clin. Med., 132, 76–85 (1998).
  • 5) Han T, Li HL, Zhang QY, Han P, Zheng HC, Rahman K, and Qin LP, Phytomedicine, 14, 825–829 (2007).
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