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J-GLOBAL ID：201202200716782405   整理番号：12A0726623

セルロースの(非)溶解性の合理的解釈: 基礎的物理化学的視点と疎水性相互作用の役割を見直す

Rationalizing cellulose (in)solubility: reviewing basic physicochemical aspects and role of hydrophobic interactions

著者 (7件)： MEDRONHO Bruno (Univ. of Coimbra, Dep. of Chemistry, Coimbra, PRT) ,  MEDRONHO Bruno (Univ. of Algarve, Fac. of Sciences and Technol., Inst. for Biotechnology and Bioengineering, Centre of Genomics and ...) ,  ROMANO Anabela (Univ. of Algarve, Fac. of Sciences and Technol., Inst. for Biotechnology and Bioengineering, Centre of Genomics and ...) ,  MIGUEL Maria Graca (Univ. of Coimbra, Dep. of Chemistry, Coimbra, PRT) ,  STIGSSON Lars (KIRAM AB, Norra Villavaegen 17, 23734, Bjaerred, SWE) ,  LINDMAN Bjoern (Univ. of Coimbra, Dep. of Chemistry, Coimbra, PRT) ,  LINDMAN Bjoern (Center of Chemistry and Chemical Engineering, Lund Univ., Div. of Physical Chemistry, Lund, SWE)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 19  号： 3  ページ： 581-587  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 世界で最も豊富な天然高分子であり,最も研究されているにも関わらず,セルロースは今なお挑戦的研究対象である。セルロースは水および多くの有機溶媒には不溶として知られているが,明確な関係はないメチルモルホリンN-オキシドやイオン液体のような中間的特性を有する多くの溶媒には溶解できる。またセルロースは極端なpHの水や,特に中間極性の共溶質を添加すれば溶解できる。水への不溶性はセルロース分子間の強い分子間水素結合にあるとされている。いくつかの基本的高分子物理化学的視点(例,分子間相互作用)を再考して,一つの異なった描画を今明らかにした:すなわち,セルロースは強い両親媒性で,疎水性相互作用が溶解性パターンを理解するのに重要ということである。本報では,関与する分子間相互作用および溶解機構の批評的解析をベースにして,セルロース用の新しい溶媒を開発するための基本的情報を提供することが目的である。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *セルロース ,  *可溶性 ,  溶媒効果 ,  pH依存性 ,  水素結合 ,  疎水性相互作用 ,  両親媒性高分子 ,  分子間相互作用 ,  *技術展望 ,  イオン液体 ,  *溶解性
準シソーラス用語： 溶解速度論

分類 (2件)： 木材化学  (FF05040V) ,  化学熱力学(混合系)一般  (CB02031R)

物質索引 (1件)： N-メチルモルホリンN-オキシド

タイトルに関連する用語 (6件)： セルロース ,  溶解性 ,  基礎 ,  視点 ,  疎水性相互作用 ,  役割