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J-GLOBAL ID:201202200725843018   整理番号:12A1743406

コバルトフェライトナノ粒子の磁界方向付組織化による円柱状構造の形成

Formation of Columnar Structures by the Magnetically Directed Assembly of Cobalt Ferrite Nanoparticles
著者 (5件):
資料名:
巻: 48  号: 11  ページ: 3303-3306  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: A0339B  ISSN: 0018-9464  CODEN: IEMGAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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唯一の強磁性立方フェライトであり,また酸化物材料中で最大の磁歪特性を有するコバルトフェライト(CoF)は,磁気光学や磁気エレクトロニクスなどに用いる多機能複合材料を構成するための有力な成分であると考えられている。本文では,このCoFナノ粒子を磁界中で組織化する手法について検討した。5~40nmの種々の粒径のナノ粒子を共沈法および水熱反応によって生成した。得られた粒子は,粒径によって31~68Am2/kgの飽和磁化を示し,強い磁気吸引力とナノ粒子間の凝集を発生するが,この現象は,水性磁性流体中においてはナノ粒子表面にクエン酸が吸着されるため生じない。推定される相互作用エネルギーは,DLVO(Derjaguin,Landau,Verwey,Overbeek)理論では,磁性流体の安定性を説明できないほどの大きさを持ち,溶媒和相互作用を無視できない。このCoF磁性流体を0.03および0.5Tの磁界中でアルミナ基板上に堆積させた結果,堆積生成物の均一性がナノ粒子の飽和磁化(Ms)や印加磁界の増大とともに低下し,Ms>=55Am2/kg以上で印加磁界0.5Tのとき円柱状構造が形成された。この円柱構造は,1-3形磁性誘電性複合材料の基本材料として適用できる可能性がある。
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分類 (1件):
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磁性材料 

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