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J-GLOBAL ID：201202200765886437   整理番号：12A0056903

光化学系IIの酸素放出錯体中のS₂状態の構造モデルの理論的評価 II:プロトン化状態および磁気的総合作用

Theoretical Evaluation of Structural Models of the S₂ State in the Oxygen Evolving Complex of Photosystem II: Protonation States and Magnetic Interactions

著者 (7件)： AMES William (Max-Planck-Inst. fuer Bioanorganische Chemie, Muelheim an der Ruhr, DEU) ,  PANTAZIS Dimitrios A. (Max-Planck-Inst. fuer Bioanorganische Chemie, Muelheim an der Ruhr, DEU) ,  KREWALD Vera (Max-Planck-Inst. fuer Bioanorganische Chemie, Muelheim an der Ruhr, DEU) ,  COX Nicholas (Max-Planck-Inst. fuer Bioanorganische Chemie, Muelheim an der Ruhr, DEU) ,  MESSINGER Johannes (Umea Universitet, Umea, SWE) ,  LUBITZ Wolfgang (Max-Planck-Inst. fuer Bioanorganische Chemie, Muelheim an der Ruhr, DEU) ,  NEESE Frank (Max-Planck-Inst. fuer Bioanorganische Chemie, Muelheim an der Ruhr, DEU)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 133  号： 49  ページ： 19743-19757  発行年： 2011年12月14日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 配位水分子およびオキソ架橋の異なるプロトン化状態が,酸素放出錯体(OEC)のS₂状態中での磁気結合へ,したがってクラスターの全スピン状態,各イオンに対する個々のサイト-スピン期待値,およびEPR技術によって探針できる超微細結合などの分光特性へ,どの様に影響を及ぼすのかを調べた。異なるプロトン化パターンが,明瞭に識別できるスピン射影および⁵⁵Mn超微細結合パラメターを導くことがわかった。実験結果と一致したものとそうでないプロトン化パターンとを区別することによって,多数の考えられる状態を少数の分光的に矛盾がない異性体へ制限することができるようになった。プロトン化状態の分光的なサインを決定することの他にも,得られた結果から,ある与えられた状態でのOECサイトの全電荷に対する制限も提案され,プロトンおよび電子移動の連続的なステップへの付加的な洞察が得られ,Kokサイクルに対するこれらの結果の機械論的含意を議論した。

シソーラス用語： *光化学系II ,  *酸素発生 ,  *マンガン錯体 ,  *混合原子価錯体 ,  *硫黄 ,  プロトン化 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  アミノ酸 ,  オキソ錯体 ,  橋架け錯体 ,  *状態 ,  モデル ,  *スピン状態 ,  構造モデル

分類 (2件)： 第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F) ,  錯体のEPR  (BM07025L)

タイトルに関連する用語 (9件)： 光化学系II ,  酸素放出 ,  錯体 ,  構造モデル ,  理論 ,  評価 ,  プロトン化 ,  磁気 ,  総合