抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水や煙,雲などの流体現象のCG表現に流体シミュレーションを行う方法があるが,計算量が莫大と成るのが欠点である。インタラクティブなコンテンツ生成にはこの計算量を減少させ処理の効率化を達成することが重要である。本研究では2次元流れ場について3種の連立方程式解法を行い,相互を比較した。対象は2次元煙のビジュアルシミュレーションである。Navier-Stokes方程式の外力としては渦度閉じ込め,重力と浮力を考慮した。渦度閉じ込め外力は渦の消失を抑えるためである。Navier-Stokes方程式の各項の計算法を具体的に示した。連立方程式の解法にJacobi法,Gauss-Saidel法,SOR法をプログラムして相互比較した。煙はスカラー濃度方程式,温度方程式を用いて計算した。煙のシミュレーション結果を写真にして示した。結論として,SOR法が最も反復回数が少なく効率的であった。