抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アルミの新幹線用車両へ適用について解説した。初期の鋼製車両構造方式では,骨組・台枠などの主要骨組構造部材で強度を負担する設計思想であり,車両の外板(皮材)は強度部品として考慮されていなかった。一方,新幹線車両では,外皮張殻構造の導入により,外板を強度部材の一部としてみなし,骨材と外板(皮材)との接合度を向上させ,大幅な軽量化を図った。さらにアルミニウム合金押出形材により,骨材と外板(皮材)を溶接なしで一体・連続化して一層の軽量化を図ることができた。300系および700系新幹線の車体構造の概要を図示した。アルミ車両構体に用いられている耐SCC7000系合金と薄肉中空広幅押出形材の特徴や製造技術について解説した。