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J-GLOBAL ID：201202200831259082   整理番号：12A0509285

野菜廃棄物の安定した嫌気性処理のための戦略

Strategies for stable anaerobic digestion of vegetable waste

著者 (3件)： JIANG Y. (Fac. of Civil Engineering and the Environment, Univ. of Southampton, Southampton SO17 1BJ, GBR) ,  HEAVEN S. (Fac. of Civil Engineering and the Environment, Univ. of Southampton, Southampton SO17 1BJ, GBR) ,  BANKS C.j. (Fac. of Civil Engineering and the Environment, Univ. of Southampton, Southampton SO17 1BJ, GBR)
資料名： Renewable Energy  (Renewable Energy)
巻： 44  ページ： 206-214  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： A0124C  ISSN： 0960-1481  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 野菜の国際取引の増大とともに,その廃棄物が増大しているが,廃棄物の発生も集中化するようになり,エネルギー生産用原料として利用しやすくなっている。本論文では,アフリカとヨーロッパの間で空輸される高価値農産物の廃棄物を,嫌気性消化の原料として利用する可能性を検討した。代表的な野菜廃棄物混合物の物理的および化学的性質を求め,理論的なエネルギー収率を予測し,実験で求めた発熱量値,および回分式生化学メタン能試験で回収したエネルギーと比較した。さらにいろいろな有機添加率で日毎に原料を供給する半連続消化試験も行った。OLRによるが,添加揮発性固体g当り0.345lのメタンが得られ,揮発性固体の81.3%の分解に相当し,また廃棄物の計測発熱量の76.2%がメタンとして回収できることが分った。さらに消化装置の安定化のため,微量元素や酵母エキスの添加,および他種廃棄物との同時消化についても試験し,効果を確認した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *野菜 ,  廃棄物 ,  *嫌気性処理 ,  メタン発酵 ,  *生物燃料 ,  実現可能性 ,  エネルギー回収 ,  収率 ,  実験 ,  安定化 ,  微量元素 ,  酵母エキス ,  添加物効果
準シソーラス用語： 同時消化

分類 (3件)： 農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  微生物代謝産物の生産  (FK03020A) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 野菜 ,  廃棄物 ,  嫌気性処理 ,  戦略