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J-GLOBAL ID:201202200893109389   整理番号:12A1257897

イネにおけるマグネシウム輸送体遺伝子OsMGT1のアップレギュレーションはアルミニウム耐性を与えるために必要である

Up-Regulation of a Magnesium Transporter Gene OsMGT1 Is Required for Conferring Aluminum Tolerance in Rice
著者 (5件):
資料名:
巻: 159  号:ページ: 1624-1633  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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可溶性のアルミニウム(Al)イオンはマイクロモル濃度で根の成長を阻害し,養分や水分の吸収に影響する。多くの植物種においてマグネシウム(Mg)に仲介されるAl毒性の緩和が観察されているが,その機構は不明である。イネ(Oryza sativa)のMg輸送体遺伝子OsMGT1をノックアウトすると,Alに対する耐性へ低下するが,カドミウムやランタンに対する耐性は低下せず,またこの阻害は10μMのMgの添加によって救済されるが,同濃度のバリウムやストロンチウムによっては救済されなかった。OsMGT1は細胞膜に局在し,Al不在下で根とシュートで発現しており,根における発現はAlによって急速にアップレギュレートされた。安定同位体25Mgを用いた短期(30分)の吸収実験の結果は,OsMGT1のノックアウトがMgの吸収を低下するが,野生型の吸収はAlによって高められることを示した。これらの結果は,OsMGT1が根のMg吸収の輸送体であり,イネ細胞のMg濃度を増加してAl耐性を与えるためにはこの遺伝子のアップレギュレーションが必要であることを示した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物栄養  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  遺伝子発現  ,  細胞膜の輸送 

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