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J-GLOBAL ID:201202200895449284   整理番号:12A0777330

セルロース/イオン液体/ジメチルスルホキシド(DMSO)溶液のレオロジー特性

Rheological properties of cellulose/ionic liquid/dimethylsulfoxide (DMSO) solutions
著者 (14件):
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巻: 53  号: 12  ページ: 2524-2531  発行年: 2012年05月25日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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共溶媒,DMSOと共に2種のイオン液体(ILS),1-アリル-3-メチルイミダゾリウムクロリドおよび1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムクロリドに溶解したセルロースのレオロジー特性を,セルロース濃度0.070~6.0wt%の範囲で研究した。ILsの粘度は,0~100wt%の範囲でDMSOを添加することにより濃度指数関数的に低下した。共溶媒DMSOは,セルロース溶液中で単量体の摩擦係数を低下させて,セルロースの絡み合状態を著しく変化させることはなく,こうして溶液粘度低下,緩和時間短縮そしてクロスオーバ点の弾性率不変化をもたらした。セルロース溶液については,希釈形態,準希薄溶液非絡み合形態ならびに準希薄溶液絡み合形態を定常剪断実験によって決定した。準希薄溶液絡み合形態での,比粘度ηSP,緩和時間τ,プラトー弾性率GNなどの,濃度依存性を検討した。したがってセルロース/IL/DMSO溶液のレオロジー特性は,この研究ではIL-独立的であった。セルロース濃度へのηspの依存性は,IL-DMSOの混合物がセルロースに対するθ溶媒以上のようなものであることを示し,さらにIL-DMSO混合物の熱力学的特性は,25°Cでのセルロースに対するILsそれらと同様であることも示した。ILs中のセルロースの立体配座は,希釈形態だけでなく絡み合形態でもDMSO添加によって変化することはないと考察した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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高分子溶液の理論 
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