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J-GLOBAL ID:201202200913084299   整理番号:12A0724399

ストレス適応で役割を果たすPennisetum glaucumのC4特異的PEPCイソ型の分子および構造解析

Molecular and structural analysis of C4-specific PEPC isoform from Pennisetum glaucum plays a role in stress adaptation
著者 (7件):
資料名:
巻: 500  号:ページ: 224-231  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼは遍在性サイトゾル酵素で,ホスホエノールピルビン酸(PEP)のβ-カルボキシル化を触媒し,植物で多重遺伝子族によってコードされる。それは後のC4あるいはCAM光合成のためにCO2を有機酸に同化することによって植物の炭素エコノミーに重要な役割を果たし,あるいは非光合成組織でいくつかのアナプロレティックな役割を遂行する。この研究では,ZmC4PEPCに特徴的な標識モチーフを有するPEPCポリペプチドをコードするcDNAクローンをPennisetum glaucumから単離した(PgPEPC)。推定アミノ酸配列は,40のアルファヘリックスと8のベータ鎖からなる予想二次構造を明らかにし,それは一次アミノ酸配列の変異とは関係なく他のPEPC間でよく保存されていた。推定PgPEPCの四次構造は二量体の二量体からなる四量体で,活性部位配置の触媒的に重要なアミノ酸残基が保存されている主要鎖フォールディングに関してトウモロコシPEPC結晶構造と全体的に似ていた。E.coliで発現させ,均一に精製した組換PgPEPC蛋白質はin vitroでβ-カルボキシル化活性を持っていた,その活性はPEPをリンゴ酸に転化する共役反応で決定した。四量体が最も活性な形状であったが,蛋白質濃度,pH,培地のイオン強度と基質あるいはエフェクタの存在に依存して種々のオリゴマー形で存在していた。組換PgPEPC蛋白質は,それぞれのコントロールと比較して厳しい成長条件下でE.coliに成長促進優位性を付与したことから,PgPEPCがストレス適応で有意な役割を果たすことが示唆された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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分子構造  ,  植物の生化学  ,  生体防御と免疫系一般  ,  遺伝子操作 
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