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J-GLOBAL ID:201202201085099208   整理番号:12A0583817

ケトーシス牛の肝臓中の脂肪酸β酸化能の変化

Alterations of fatty acid β-oxidation capability in the liver of ketotic cows
著者 (10件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 1759-1766  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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乳牛は分娩後ケトーシスに非常にかかりやすい。本研究で我々は,ケトーシス(n=6)と非ケトーシス(n=6)牛の肝臓中の脂肪酸β酸化関連酵素発現を評価した。血清中非エステル化脂肪酸(NEFA),およびβ-ヒドロキシ酪酸(BHBA),およびグルコースは,標準的生化学的手法を使って測定された。mRNA量とアシル-CoA シンテターゼ長鎖(ACSL),カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼI(CPT I),カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼII(CPT II),長鎖アシルCoAデヒドロゲナーゼ(ACADL),3-ヒドロキシ-3メチルグルタリル-CoA シンターゼ(HMG CS),およびアセチル-CoA カルボキシラーゼ(ACC)の蛋白質含量はリアルタイムPCRとELISAにより評価された。我々は,血清中グルコース濃度はケトーシス牛において非ケトーシス牛より低いが,血清中BHBAおよびNEFA濃度は高いことを発見した。メッセンジャーRNAとACSLの蛋白質レベルは,ケトーシス牛の肝臓において非ケトーシス牛より非常に高かった。対照的に,CPT1のmRNAレベルと,CPTII,ACADL,HMGCS,およびACCのmRNAと蛋白質レベルは,ケトーシス牛の肝臓中で減少した。血清中NEFA濃度はACSL蛋白質レベルと正の相関があり,CPTII,HMGCS,ACADL,およびACCの蛋白質レベルと負の相関があった。さらに,血清中BHBA濃度はCPT II,HMGCS,およびACADLの蛋白質レベルと負の相関があった。全体として,脂肪酸β酸化能は,非ケトーシス牛と比較してケトーシス牛の肝臓において変更されていた。その上,高い血清中NEFAおよびBHBA濃度は,肝臓の脂肪酸代謝経路への影響における収様な役割を果たしていた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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牛  ,  その他の動物病  ,  遺伝子発現  ,  脂質の代謝と栄養 
タイトルに関連する用語 (5件):
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