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J-GLOBAL ID:201202201088365588   整理番号:11A1986938

イカ墨多糖類の硫酸化とその抗凝血活性

Sulfation of a Squid Ink Polysaccharide and Its Anticoagulant Activities
著者 (6件):
資料名:
巻: 31  号: 12  ページ: 2407-2412  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2116A  ISSN: 0251-0790  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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今報で,イカOmmastrephes bartramiの墨から単離した化学的に硫酸化した多糖類の合成,キャラクタリゼーション,及び抗凝血活性について最初に報告した。特異な三糖類繰り返し3GlcAβ1-4(GalNAcα1-3)Fucα1nを有するイカ墨多糖類(SIP)を,種々の条件でジメチルスルホキシド(DMSO)中でピリジン-三酸化硫黄錯体を用いて硫酸化した。硫酸化したSIPsの化学組成解析によって,硫酸化は多糖類の単糖類組成に明らかな影響を及ぼさなかったが,分子量を減少し,硫酸塩に対する単糖類類ユニットモル比は約3:2であることが判明した。IR及びNMRを用いる硫酸化SIPsの構造のキャラクタリゼーションによって,硫酸化はGalNAcの4,6-位で主に生じ,硫酸化SIPsの主要構造は3GlcAβ1-4(4,6-SO4-GalNAcα1-3)Fucα1nとして明かに同定されることが判明した。硫酸化SIPs(TBA-1及びDMSO-1)の抗凝血活性アッセイによって,それらはTTに明確な影響を及ぼさないが,PT及びAPTTを引き伸ばす(prolong)ことが判明した。抗トロンビンIII又はヘパリン補因子IIによって媒介されたトロンビン(FIIa)及びFXa活性に及ぼすTBA-1の影響についいてもin vitro解析した。その結果,TBA-1がFIIa及びFXaの活性を明確に阻害することが明かになった。それらの結果によって硫酸化SIPは血液凝固の阻害のための有望な候補であることが判明した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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多糖類 
物質索引 (1件):
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