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J-GLOBAL ID：201202201210800657   整理番号：12A0435884

復興への道筋 これからの日本の産業安全を考える

著者 (1件)： 武富義和 (経済省 原子力安全・保安院)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 76  号： 3  ページ： 125-127  発行年： 2012年03月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2003年には名古屋の油槽所,製鉄所,栃木のタイヤ工場等,産業の現場で火災・爆発事故が多発,また2005年以降の高圧ガス製造事業所の事故は,年平均35%増という高い伸びとなっている。このような状況を見るに,行政並びに事業者の安全に対する取り組みは,何かが足りないと言わざるを得ない。高経年化した設備を抱え,熟練労働者が減少していく我が国の産業において,今までと同じ視点だけではなく新たな切り□でのアプローチによリこの事態を打開していくことが求められる。ここでは,過去の事故分析,大震災,日本と欧州の法令の相違点について考察し,これから我が国が目指すべき産業安全の在リ方について考えた。今までの事故への対応と大震災の教訓,わが国と海外の規制動向,これからの日本の産業安全などについて解説した。

シソーラス用語： *回復 ,  *経路 ,  日本 ,  *産業 ,  *安全性 ,  火災 ,  爆発 ,  高圧気体 ,  施設 ,  事務室 ,  事故 ,  熟練労働者 ,  事故分析 ,  自然災害 ,  法規 ,  事故管理 ,  *安全管理
準シソーラス用語： 事業所 ,  *道筋 ,  *復興

分類 (3件)： 自然災害  (RA02030M) ,  安全管理  (KB06000D) ,  化学工学一般  (XA01000E)

引用文献 (12件)：

• 経済産業省. 産業事故調査結果の中間取りまとめ. 2003
• 産業事故分析・対策検討共同ワーキンググループ. 高圧ガス, 都市ガス及びLPガスの各分野における事故要因と今後の対策の在り方について. 2009
• 産業保安分野における安全文化の向上に関する研究会. 安全文化向上を目指す産業保安行政のあり方について. 2006
• 行政改革推進本部規制改革委員会. 規制改革についての意見. 2000
• 整合化促進に関する実務者検討委員会. 最終報告, 石油コンビナートに係る保安四法の合理化. 2000

タイトルに関連する用語 (4件)： 復興 ,  道筋 ,  日本 ,  産業