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J-GLOBAL ID:201202201225624189   整理番号:12A1222158

α-FeOOHナノロッドとマイクロロッドのプロトン促進溶解:サイズ依存性,アニオン効果(炭酸塩とリン酸塩),凝集および表面吸着

Proton-promoted dissolution of α-FeOOH nanorods and microrods: Size dependence, anion effects (carbonate and phosphate), aggregation and surface adsorption
著者 (4件):
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巻: 385  号:ページ: 15-23  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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鉄含有酸化物ナノ粒子は,数多くの技術的観点から非常に興味深いものであり,それらは自然環境中にも存在する。最近の報告では,粒子径が金属酸化物の溶解において重要な役割を果たすことが示されているが,粒子径の影響についての詳細で基本的な理解は,まさに始まりつつあるところである。最新の検討で,著者らは,異なる条件下でのオキシ水酸化鉄の溶解について,ナノスケールサイズ効果が観察されるかどうかについて検討する。pH2での水性懸濁液中で,ナノスケールとマイクロスケールサイズ域(ここではナノロッドとマイクロロッドと記す)中での2つの粒子径のゲーサイト,α-FeOOHの溶解について検討する。窒化物の存在下で,ナノロッドは,以前の検討と一致して,マイクロロッドと比較して,質量あたりと表面積あたりの両方について,より多く溶解することがここで分る。しかしながら,炭酸塩やリン酸塩の存在下では,これらアニオンは,窒化物アニオンとは相対的に,マイクロロッドは3-5倍溶解度が増強される結果にもかかわらず,pH2でのα-FeOOHナノロッドの溶解は大幅に制限される。光散乱法や電子顕微鏡法から,ナノ構造懸濁液は,マイクロロッド懸濁液と比較してより不安定であり,マイクロロッドがより分散するような条件下では,ナノロッド凝集が起こることが分る。さらに,ATR-FTIRスペクトロスコピーを用いた分光学的検討からは,マイクロロッドと比較してナノロッド上でのリン酸塩と炭酸塩吸着に明確な差異があることが分る。これらの結果は,凝集や表面吸着の詳細がナノスケール物質の溶解挙動に重要であることを示している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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コロイド化学一般  ,  無機化合物一般及び元素  ,  各種物理的手法 

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