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J-GLOBAL ID：201202201244033540   整理番号：12A0145161

2,2’,6,6’-テトラホスフィノビフェニル

A 2,2′,6,6′-tetraphosphinobiphenyl

著者 (2件)： PETZOLD Holm (Inst. Chemie, Chemnitz, DEU) ,  ALRAWASHDEH Albara I.S. (Inst. Chemie, Chemnitz, DEU)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 48  号： 1  ページ： 160-162  発行年： 2012年01月04日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2,2’-ジブロモ-6,6’-ジヨード-4,4’-ジメチルビフェニルをn-BuLiでリチオ化し,クロロジイソプロピルホスフィンと反応させ,ヨウ素をジイソプロピルホスフィノ基と置換した。さらにリチオ化,置換反応を繰り返し,臭素をジイソプロピルホスフィノ基と置換し表題化合物を合成した。2分子のPd(OAc)₂と錯形成させ,食塩水でアセトキシ基を塩素と置換した。錯形成前後の構造は,X線とNMRにより解析した。Pd錯体の複雑な温度依存NMRスペクトルについて,イソプロピル基同士の相互作用(ギヤー効果)により議論した。Pd錯体間が近接している事により,アロステリック型の相互作用を誘起している。

シソーラス用語： *芳香族化合物 ,  芳香族臭素化合物 ,  芳香族ヨウ素化合物 ,  リチオ化 ,  置換反応 ,  *ホスフィン誘導体 ,  *パラジウム錯体 ,  クロロ錯体 ,  二核錯体 ,  橋架け錯体 ,  錯体生成 ,  化学合成 ,  配位子 ,  分子構造 ,  リン31NMR ,  陽子磁気共鳴 ,  温度依存性 ,  有機リチウム化合物
準シソーラス用語： *ビフェニル誘導体 ,  配位子合成

分類 (4件)： 有機りん化合物  (CF08040N) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X)

物質索引 (4件)： n-ブチルリチウム ,  クロロジイソプロピルホスフィン ,  2,2′-ジブロモ-6,6′-ジヨード-4,4′-ジメチル-1,1′-ビフェニル ,  2,2′,6,6′-テトラキス(ジイソプロピルホスフィノ)-4,4′-ジメチル-1,1′-ビフェニル