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J-GLOBAL ID:201202201258976471   整理番号:12A0197680

肥大型心筋症患者における左室内血流伝播速度によって評価した拡張機能傷害と転帰との関係

Association between diastolic dysfunction evaluated by left ventricular flow propagation velocity and outcome in patients with hypertrophic cardiomyopathy
著者 (6件):
資料名:
巻: 38  号: 11  ページ: 983-988  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2313A  ISSN: 0253-3758  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】左室拡張機能傷害は心血管疾患によくみられる。肥大型心筋症(HCM)は拡張機能障害を伴う典型的疾患である。患者において,カラーMモードドップラによって拡張機能不全の指標として評価した左室内血流伝播速度(FPV)と臨床転帰との関係を分析した。【方法】HCM43例および明らかな心疾患歴のない対照22例にFPVなどの標準的心エコー検査を施行した。適格な全症例を1年以上追跡調査した。【結果】HCM患者では,入院率は心房細動/粗動の発症によるものが21%,心室頻脈によるものが16%,心不全によるものが26%,他のイベントによるものが14%であった。FPV[(31.6±11.5)cm/秒対(68.3±18.3)cm/秒,P<0.01]およびFPV/E(0.49±0.20対1.18±0.41,P<0.01)はHCM群では対照群よりも有意に低かった。PV/Eは心房細動/粗動および心不全の独立予後因子である。IVSTはVT(X2=5.181,P=0.0228)の独立予後因子であり,LAD(X2=6.172,P=0.0130)およびFPV/E(X2=3.932,P=0.0474)は全心イベントの独立リスク因子であった。【結論】HCM患者では心房細動および心不全の発症率は左室拡張機能傷害と密接な関係があり,FPV/Eは臨床心血管イベントの独立予後因子であった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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循環系の医学一般 

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