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J-GLOBAL ID:201202201354906840   整理番号:12A1104899

対イオンが1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムイオン液体中のテトラメチルアンモニウムペルフルオロノナンカルボン酸塩のミセル化に及ぼす影響

Influence of Counterions on Micellization of Tetramethylammonium Perfluorononanoic Carboxylate in 1-Butyl-3-methylimidazolium Ionic Liquid
著者 (7件):
資料名:
巻: 116  号: 26  ページ: 7669-7675  発行年: 2012年07月05日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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表面張力と19F NMR測定及び凍結割断法透過型電子顕微鏡(FF-TEM)観察によって対イオンが水中とイオン液体(IL)中のテトラメチルアンモニウムペルフルオロノナンカルボン酸塩のミセル化に及ぼす影響を調べた。ILは1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムのテトラフルオロホウ酸塩[bmim][BF4]である。フルオロカーボン陰イオン界面活性剤における対イオンの変化は二種類の溶媒に異なる効果を及ぼす。対イオン体積の増と共に,関連フッ素化界面活性剤の臨界ミセル濃度(cmc)値は水溶液中で減少した。これはN(CH3)4+イオン状の大サイズを有する対イオンがわずかに水和し,フルオロカーボン界面活性剤頭基の静電斥力を遮蔽できて,しかるにミセル形成を促進することによる。しかしながら,フルオロカーボン界面活性剤はN(CH3)4+のような最大対イオンを提供したときのみ[bmim][BF4]中に溶解してミセルを形成する。このことは対イオン,N(CH3)4+がカチオン電荷を分散し,界面活性剤のイオン対間の静電相互作用を弱体化して高い対イオン結合を導くことによる。cmcの温度依存性から推定した熱力学的パラメータはIL中テトラメチルアンモニウムペルフルオロノナンカルボン酸塩に関するミセル形成が低温でエントロピー駆動過程であるが,高温でエンタルピー駆動であることを話し掛けてきた。IL中フルオロカーボン界面活性剤のミセル化に対する駆動力はフルオロカーボン鎖の疎水性と親油性性質による親溶媒効果である。
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分類 (2件):
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融解塩  ,  ミセル 

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