抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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年代が混じった母集団を解析するための2つの異なった手法は,TEMORA標準ジルコン年代を,計算された不確実な年代の範囲内で,僅かに古い年代の少数の集団と,良く一致した多数の集団とに分けた。我々は(統計的に)単一の集団を得るために不確実性を増加させるよりも,古い年代を示す集団を偽の値として棄却してきた。このアプローチは試料が構成する年代におけるエラーを最小にするとともに,実年代の潜在的な差違をより信頼性を持って検出することを可能にする。TEMORAに関する正確性の明確な評価を与えるためにジルコン標準R33を実行したが,Pbの損失のために結果は不明確であった。僅かに古い年代を示す砕屑性ジルコンの存在の可能性を探求するために,英国模式層の古生界(下部)に挟在する4層の凝灰岩層から採取したジルコンをSIMSで再測定した。Llyfnant Flags層(Floian)とSerw層(ダーリウィリアン)の2層の凝灰岩層は単一の年代構成を示し,Pont-y-Ceunant火山灰層(Katian)とBirkhill頁岩層(ランドベリ下部)は,火山起源のジルコンと僅かに古い挿入されたジルコンと解釈される2つの年代構成を示す。これらの結果とSL13標準を参照した従来のSHRIMP年代は,同じ凝灰岩の同位体希釈年代を見直す必要があることを確実にした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.