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J-GLOBAL ID：201202201495458930   整理番号：12A0746102

Th₂NiC₂:状態密度が低い超伝導体

Th₂NiC₂: a low density of states superconductor

著者 (4件)： MACHADO A J S (Univ. California at Irvine, CA, USA) ,  MACHADO A J S (Universidade de Sao Paulo, SP, BRA) ,  GRANT T (Univ. California at Irvine, CA, USA) ,  FISK Z (Univ. California at Irvine, CA, USA)
資料名： Superconductor Science and Technology  (Superconductor Science and Technology)
巻： 25  号： 4  ページ： 045010,1-5  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： T0607A  ISSN： 0953-2048  CODEN： SUSTEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 先にU₂TC₂(T=Ru,Os,Rh,Ir,及びPt)と同一結晶構造であると報告された標記の化合物について再実験を行った。アーク溶解により作製した試料のX線パターンで主相は先に報告されたU₂IrC₂構造と一致し,立方ThC₂及び単斜晶ThC₂も観察された。磁化の温度依存性測定から,この試は臨界温度T_cがほぼ8Kの超伝導体であることが分かった。Sc置換して名目組成がTh_2-xSc_xNiC₂(x=0.0~0.3)でx=0.1の試料はT_cが11.2Kと最大になり,磁化の測定からII型超伝導体であることが分かった。Sc置換すると正方晶相が安定になる。xによる格子定数の変化を測定し,またx=0.2の試料についてT_c前後での磁化,低効率,及び比熱の温度依存性,及び上部臨界磁場を測定した。

シソーラス用語： *超伝導体 ,  *トリウム化合物 ,  *ニッケル化合物 ,  *炭化物 ,  スカンジウム ,  濃度依存性 ,  置換型固溶体 ,  アーク融解 ,  析出物 ,  臨界温度 ,  第二種超伝導体 ,  格子定数 ,  磁化 ,  電気抵抗率 ,  比熱 ,  温度依存性 ,  臨界磁場 ,  状態密度
準シソーラス用語： アーク溶解 ,  上部臨界磁場

分類 (1件)： その他の超伝導体の物性  (BM04025Q)

タイトルに関連する用語 (2件)： 状態密度 ,  超伝導体