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J-GLOBAL ID:201202201535152554   整理番号:12A0675649

スルファドキシンを分解する能力があるPseudomonas sp.DX7の単離と特性評価

Isolation and characterization of Pseudomonas sp. DX7 capable of degrading sulfadoxine
著者 (18件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 431-439  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: W0249A  ISSN: 0923-9820  CODEN: BIODEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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農業,畜産,マラリア治療におけるスルホンアミドの集約的使用が,環境へのスルホンアミドの排出の増加をもたらすことを考えると,スルホンアミド汚染サイトを修復する方法を見つけることがますます必要となっている。菌株のDX7を海洋環境から単離した。これはスルファドキシンを分解する能力がある。16S rRNA遺伝子配列に基づき,DX7をPseudomonas sp.と特定した。Pseudomonas sp.DX7を,無機塩を足した10mg/lのスルファドキシンを含むトリプトン培地に稙菌後2日間で,約30%のスルファドキシンが分解された。異なる環境条件下での分解効率を,HPLCを用いて評価した。スルファドキシンの生分解ための最適温度とpHは,それぞれ約30°Cと6.0であった。スルファドキシンの生分解ためのスルファドキシンとトリプトンの最適濃度は,それぞれ約30mg/lと,2.0と8.0g/lの間にあると判断した。細胞毒性分析は,Pseudomonas sp.DX7により分解されたスルファドキシンの代謝物が,HeLa細胞に対する細胞毒性を大幅に減少することを示した。これらの結果は,Pseudomonas sp.DX7が,スルファドキシンの分解のための新しい細菌源であることを示唆し,スルファドキシン汚染環境のバイオリメディエーションにおける単離した菌株の可能性を示す。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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代謝と栄養 
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