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J-GLOBAL ID:201202201579515492   整理番号:12A0899746

アッパーミシガン,ミッドコンチネントリフト帯の火道関連成因のEagle Cu-Ni-(PGE)鉱床における母岩混成に関するOs,Nd,O,S同位体の制約

Os, Nd, O and S isotope constraints on country rock contamination in the conduit-related Eagle Cu-Ni-(PGE) deposit, Midcontinent Rift System, Upper Michigan
著者 (4件):
資料名:
巻: 89  ページ: 10-30  発行年: 2012年07月15日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Eagle Cu-Ni-(PGE)鉱床はミシガン州北部の岩脈群と関連した苦鉄質から超苦鉄質の貫入岩をホストとしている。硫化物の鉱化作用が約1.1Gaのミッドコンチネントリフト系の発達の初期段階に火道系において生じた。Eagle系における母岩の混成作用の程度を評価する目的で,母岩,硫化物を含む火成岩及び塊状硫化物の微量元素,Nd,Os,O,S同位体の研究を行った。Eagle及び弱い鉱化作用を受けたEast Eagle貫入岩は,リフトの発達の初期段階に生成されたピクライト玄武岩に似た微量元素パターンを持つ。火成岩の微量元素,Os,Nd,O同位体値は,古原生代から始生代の母岩の<5%の混成に合致する。Re-Os及びSm-Nd系は貫入岩のバッデレー石の1107MaのU-Pb年代と良い一致を示す。輝岩中の輝石のδ<sup>18</sup>O値は6.5~6.6‰で,混成作用が局地的には20%を超えていた可能性を示唆する。Eagle貫入岩の硫化物のδ<sup>34</sup>S値は母岩に特徴的な値より低いが,最大で約50%の母岩からのSの寄与を示唆する。塊状及び鉱染硫化物のΔ<sup>33</sup>S値は-0.10~0.09‰で,古原生代の母岩のソースを示す。Eagle鉱床の半塊状硫化物のδ<sup>34</sup>S値及びΔ<sup>33</sup>Sは始生代のソースからの主な寄与を示す。同位体データは,複数の硫黄のソースがNi-Cu-(PGE)鉱化作用に関与したことを示唆する。本結果は,近接した母岩のS同位体比だけでは混成の適切な端成分とはならず,火道のより深部に由来するSでは異なるS同位体比の岩石が関与している可能性を強調する。さらに,火道中でのS同位体の交換反応も影響している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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同位体地質学  ,  鉱床成因論  ,  その他の同位体地球化学 

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