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J-GLOBAL ID:201202201615246436   整理番号:12A1353337

有機白金(II)ヨウ化物の求電子フッ素化: 競合フッ素化部位としてのヨウ素原子および白金原子

Electrophilic Fluorination of Organoplatinum(II) Iodides: Iodine and Platinum Atoms as Competing Fluorination Sites
著者 (5件):
資料名:
巻: 134  号: 34  ページ: 14027-14032  発行年: 2012年08月29日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究で,PtII中心におけるXeF2の求電子攻撃を含む一般的に受け入れられた経路に加えて,XeF2による有機金属ヨードPt(II)錯体の求電子フッ素化の代替経路存在の有力な証拠を提供した。新しい反応経路は,配位ヨード配位子の直接的フッ素化を経由した有機金属化学にとって前例の無いI-F結合の形成を含んだ。一連のジホスフィンPt(II)アリールヨード錯体をXeF2と反応させ,対応するPt(II)ジフルオロ錯体と遊離ヨードアレン類を生成した。しかし,オルト位のフッ素置換基を担持するアリール配位子を用いると,対応するPt(II)アリールフルオロ錯体の生成がXeF2との反応で観察された。Pt-C6F5錯体の場合,ヨウ化物用のフッ化物交換生成物が,リン31NMRとフッ素19NMR分光法の観察で唯一の生成物であった。実験的および理論的研究から,ヨー素-フッ素結合の生成はこの転換に伴って起きると考えられた。妥当なI-F化学種は,電子豊富の有機白金錯体で捕捉され,対応するヨウ化アリールをその後除去するPt(IV)過渡状態を提供した。従って,場合によっては,I-F化学種を発生するためのPt(II)アリールヨード錯体のヨード配位子でのXeF2の攻撃を含む経路が,金属中心でのXeF2攻撃に加えて作動するか,または,その代わりに作動することが考えられた。DFT研究から,白金およびヨウ化物両部位でのXeF2の求電子攻撃は競合的であることが分かった。
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分類 (3件):
分類
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白金族元素の錯体  ,  反応操作(単位反応)  ,  置換反応 
物質索引 (1件):
物質索引
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