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J-GLOBAL ID:201202201628436382   整理番号:12A0861636

摩擦電気 高分子表面上で自己集合イオンにより形成される巨視的帯電パターン

Triboelectricity: Macroscopic Charge Patterns Formed by Self-Arraying Ions on Polymer Surfaces
著者 (7件):
資料名:
巻: 28  号: 19  ページ: 7407-7416  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)とポリメタクリル酸メチル(PMMA)のシートをエタノール処理により静電荷除去した後,片方を水平面に固定し,他方を加重下で回転(5000rpm)させて両者を擦り合わせるか,水平に固定したシート上にガラス球(直径1mm)もしくはPTFE粒子をスプレイし,振とう器上での水平往復運動により,摩擦帯電させ,非接触型電位計スキャンにより,表面電位の局所パターンを測定した。いずれの場合も,ポリマー表面の帯電は不均一で,巨視的な正および負帯電ドメインもしくはモザイクが現れ,ネット電荷はそれらの単純和であった。摩擦帯電したPTFEをn-ヘキサンで処理すると正電荷が除去され,一方1,1-ジフルオロエタンもしくはエタノール処理により正,負いずれの電荷も除去された。この結果,および,電子エネルギー損失スペクトル,赤外分光法,炭化/比色分析並びに理論計算により,正電荷種は炭化水素カチオン,負電荷種はフルオロカルバニオンであることが分かった。PTFEをPEで摩擦した場合,ポリマー鎖のメカノケミカル切断により炭化水素フリーラジカルとフルオロカーボンラジカルが生じ,前者から後者への電子移動により生じたポリマーイオンが,Flory-Huggins理論に従う自己集合を起こす結果として,実験的に観測された正,負帯電ドメイン形成に繋がると結論した。
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分類 (3件):
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界面化学一般  ,  界面の電気的性質一般  ,  高分子固体の物理的性質 
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