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J-GLOBAL ID：201202201645329220   整理番号：12A0501254

太陽光を最適に捕捉するためのペロブスカイト型金属酸化物のコンピュータスクリーニング

Computational screening of perovskite metal oxides for optimal solar light capture

著者 (7件)： CASTELLI Ivano E. (Technical Univ. Denmark, Kongens Lyngby, DNK) ,  OLSEN Thomas (Technical Univ. Denmark, Kongens Lyngby, DNK) ,  DATTA Soumendu (Technical Univ. Denmark, Kongens Lyngby, DNK) ,  LANDIS David D. (Technical Univ. Denmark, Kongens Lyngby, DNK) ,  DAHL Soren (Technical Univ. Denmark, Kongens Lyngby, DNK) ,  THYGESEN Kristian S. (Technical Univ. Denmark, Kongens Lyngby, DNK) ,  JACOBSEN Karsten W. (Technical Univ. Denmark, Kongens Lyngby, DNK)
資料名： Energy & Environmental Science  (Energy & Environmental Science)
巻： 5  号： 2  ページ： 5814-5819  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： W2306A  ISSN： 1754-5692  CODEN： EESNBY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この約40年間,多くの研究者が,太陽光による光電化学的水分解に適した半導体は如何なる構造の半導体かを研究してきた。この用途には,太陽光スペクトルの大部分を吸収するに適したバンドギャップを持つと同時に水環境において安定な半導体材料の開発が必要である。有望視されている候補としては,酸化物および酸窒化物が挙げられている。そこで,著者らは,立方晶ペロブスカイト構造で,52種類の金属をカバーした5400種類以上の酸化物/酸窒化物について,電子状態計算法を用いたコンピュータスクリーニングを行った。スクリーニングの判定基準は,安定性およびバンドキャップの大きさとその位置とした。その結果,得られた候補物質は,AgNbO₃,BaSnO₃,BaTaO₂N,CaTaO₂N,SrTaO₂N,およびLaTiO₂Nを含めて,僅かに,酸化物としては10化合物および酸窒化物としては5化合物であり,これらは何れもこれまでよく知られた物質であった。これに加えて,著者らは,更なる実験研究の価値ありとする新たな組み合わせの化合物9種類を見出し提示した。

シソーラス用語： 太陽光 ,  *分解反応 ,  *ペロブスカイト型結晶 ,  *光吸収 ,  バンドギャップ ,  安定性 ,  電子状態 ,  *計算機利用 ,  *スクリーニング ,  構造最適化 ,  光電気化学反応
準シソーラス用語： *水分解

分類 (3件)： 半導体結晶の電子構造  (BM02060N) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y) ,  電気化学反応  (CB07050F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 太陽光 ,  捕捉 ,  ペロブスカイト ,  金属酸化物 ,  コンピュータ ,  スクリーニング