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J-GLOBAL ID：201202201678481320   整理番号：12A0268217

合成潤滑油と潤滑油添加剤の最近の動向 イオン液体潤滑剤-ヨーロッパでの開発最前線-

著者 (1件)： 南一郎 (岩手大 工)
資料名： 潤滑経済  (Journal of Economic Maintenance Tribology)
号： 560  ページ： 2-9  発行年： 2012年02月05日 
JST資料番号： L2129A  ISSN： 0916-6890  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 室温イオン液体(RT-ILs)の潤滑剤用途について述べる。RT-ILsには従来の液体に比べて特徴的な物理的・化学的性質を示すものがあり,新たな機能流体として注目されている。蒸気圧が低く揮発せず燃えにくい,熱・酸化安定性にすぐれる,などの性質は潤滑用途に利点になる。電気化学溶媒,反応溶媒,抽出溶媒,分析溶媒としてのRT-ILsは実用化段階にある。欧州連合が進めるイオン液体潤滑剤の開発プロジェクトの現場を訪問した経験を基にこのプロジェクトの概要,成果を紹介した。イオン液体がもたらす潤滑剤化学の革新について述べた。

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *潤滑剤 ,  流体 ,  蒸気圧 ,  難燃性 ,  安定性 ,  熱安定性 ,  溶媒 ,  抽剤 ,  プロジェクト
準シソーラス用語： 機能性流体 ,  酸化安定性 ,  *室温イオン液体 ,  抽出溶媒 ,  反応溶媒

分類 (2件)： 電解質水溶液  (CB05020K) ,  潤滑一般  (QB02010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 合成潤滑油 ,  潤滑油添加剤 ,  動向 ,  イオン液体 ,  潤滑剤 ,  ヨーロッパ ,  開発