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J-GLOBAL ID:201202201678969195   整理番号:12A1160947

コレステロールは,網膜色素上皮細胞におけるAβ調節する酵素の変調によるマウス網膜でのアミロイドβ沈着を強化

Cholesterol enhances amyloid β deposition in mouse retina by modulating the activities of Aβ-regulating enzymes in retinal pigment epithelial cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 424  号:ページ: 704-709  発行年: 2012年08月10日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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網膜下沈着アミロイドβ(Aβ)は加齢黄斑変性症(AMD)発症の主な貢献者である。しかしAMD眼におけるAβ沈着の機構は不明である。ここで,in vitro網膜色素上皮細胞(RPE)およびin vivoマウス網膜におけるAβ生成に対するコレステロールの影響を研究した。加齢(12月齢)C57BL/6マウスからのRPE細胞を,Aβ10μg/mlコレステロールで48時間処理した。コレステロールは培養RPE細胞で生成を有意に増加させた。Aβ分解酵素;ネプリリシン(NEP)および抗アミロイド生成セクレターゼ;αセクレターゼ活性はコレステロール処理RPE細胞で有意に減少したが,βおよびγセクレターゼ活性は変化しなかった。NEPおよびαセクレターゼ(ADAM10およびADAM17)のmRNAレベルはコレステロール処理細胞で有意に減少した。コレステロールに富む食餌加齢マウスはAβ含有RPE下沈着を発生したが,標準食加齢マウスはしなかった。NEPおよびαセクレターゼ活性はコレステロール食マウスから単離したRPE細胞で有意に低かった。この知見はコレステロールが加齢マウスのRPEでAβを分解しプロセシングする酵素活性を調節することにより網膜下Aβ蓄積を亢進することを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  眼の疾患 
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