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J-GLOBAL ID:201202201727000391   整理番号:12A1254243

D.melanogasterにおいて蛋白質リン酸化変化は卵活性化と初期胚発生の調節における新規候補を明らかにする

Protein phosphorylation changes reveal new candidates in the regulation of egg activation and early embryogenesis in D. melanogaster
著者 (3件):
資料名:
巻: 370  号:ページ: 125-134  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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卵活性化は成熟卵母細胞に起こる一連の事象であり,胚発生を可能にする。その事象には卵外膜の変化,減数分裂の再開と完了,新規蛋白質の翻訳,特異的母方mRNAの分解などがある。卵活性化の初期事象を指示する分子はいくつか知られているものの,どの様にして複数の経路が協同して細胞状態を成熟卵母細胞から活性化卵まで変化させるのかは不明である。プロテオミクス解析により,著者等は卵活性化の調節と進行に対する新規候補を同定した。リン酸化が同時かつ迅速に多くの蛋白質の活性化を変調するとの理由から,著者等はDrosophila melanogasterの卵母細胞から活性化卵までの移行時に翻訳後修飾される蛋白質を同定した。著者等は成熟卵母細胞と活性化卵間において,少なくとも311個の蛋白質でリン酸化状態変化が起こっていることを認めた。これらの蛋白質はカルシウム結合,蛋白質分解,蛋白質翻訳などの卵活性化事象に関連する,様々な機能クラスに分類された。候補の本セットには既に卵活性化と関連付けられている遺伝子を含む他,この発生期間において,過去に研究されていない遺伝子を多く含んでいた。これら遺伝子のサブセットのRNAiノックダウンにより,第一有糸分裂を過ぎてから胚発生に必須である,新規遺伝子であるmrityuが明らかとなった。この様にして,リン酸化変調性蛋白質を同定することにより,著者等は今後の遺伝的研究のための重点的候補セットを示し,卵活性化と胚発生開始におけるその蛋白質の役割を試験した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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発生と分化  ,  生物学的機能  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (4件):
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