抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2009年10月に開校した仙台高等専門学校(仙台高専)ではマテリアル環塙工学科が誕生した。学科PRの強化を図り,オープンキャンパスにて「環境と材料」をテーマとする学科説明を開始した。その結果,過去10年間の志望者倍率が学校平均を超える年度が増加した。現在,環境への高い意識は勉学の動機づけの一つとなっている。高専卒業生の進路は本校材料工学科では就職進学割合が毎年ほぼ50%ずつである。進学希望の学生は,高専5年間での専門性を高めるべく本校専攻科進学や国立大学工学部の材料系学科へ編入学している。一方,就職の求人倍率は非常に高く,品質管理や生産技術から研究所採用まで多岐に渡り,ほとんどが大手企業へ就職している。学生が興味を持って学習できる専門教育の充実と,創造性豊かな実践的エンジニア育成のための教育プログラムが重要となる。マテリアル環境工学科の教育は材料の広範な基礎専門知識と技術を習得し,環境の視野を持つエンジニア育成を目的とする教育カリキュラムを構築している。マテリアル環境工学科では,材料系の魅力を広く地域へ伝える活動として,公開講座「マジカルマテリアル」と地域イベント「まつりアルサイエンス」を実施している。