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J-GLOBAL ID:201202201840028863   整理番号:12A1602637

4つの温帯樹種による15NH3の樹冠の取り込みと葉の特性との相互作用

Canopy Uptake of 15NH3 by Four Temperate Tree Species and the Interaction with Leaf Properties
著者 (12件):
資料名:
巻: 223  号:ページ: 5643-5657  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: C0720A  ISSN: 0049-6979  CODEN: WAPLAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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木の樹冠は,大気中アンモニア(NH3)のシンクとして作用すると考えられている。しかし,種々の樹種の取り込み効率を比較した研究はほとんどなかった。本研究では,2008年6月,8月および9月に,鉢植えのsilver birch,European beech,pedunculate oak,およびScots pineの若木の葉と小枝による,5,20,50,100ppbvでの15N標識NH3の取り込みを評価した。また,13C標識二酸化炭素(13CO2)の葉面吸収と葉の気孔特性を種ごとに測定し,処理日と15NH3取り込みおよび推定した気孔15NH3の取り込みとの関係を評価した。15NH313CO2の両取り込みは樹種と処理日の影響を受けたが,15NH3の取り込みだけは適用したNH3濃度の影響を受けた。処理日に依存して,葉と小枝による15NH3の取り込みは,5(9月),20(6月)または50(8月)ppbvで最も高かった。カバノキ,ブナおよびカシの葉は8月に最も高い取り込みを示し,一方マツ葉に関してこれは6月で,6月の5ppbvを除き,15NH3取り込みはマツに比べ落葉樹種に関して常に高かった。ブナを除くすべての種に関して,13CO2の取り込みは8月で最も高く,落葉樹種の葉による13CO2の取り込みは,すべての処理日で松葉よりかなり高かった。葉の特徴と13CO2取り込みは,観察された15NH3の取り込みにおける違いに関して,強い意味を提供しなかった。本研究は,短期的に関しては,成長期における時間に依存するNH3取り込みにおいて,高い種間の変動性が存在することを示す。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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植物の生化学 

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