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J-GLOBAL ID:201202201864438175   整理番号:12A1578887

サルビゲニンによるオートファジーの増加およびアポトーシスの減弱はH2O2による処理後においてSH-SY5Y細胞の生存を促進する

Increase of autophagy and attenuation of apoptosis by Salvigenin promote survival of SH-SY5Y cells following treatment with H2O2
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巻: 371  号: 1-2  ページ: 9-22  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0452B  ISSN: 0300-8177  CODEN: MCBIB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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酸化ストレスは,神経変性障害で活性化される有害カスケードの主要成分である。本報告では,ヒト神経芽細胞腫SH-SY5Y細胞における酸化ストレス誘導のアポトーシスおよびオートファジーに及ぼす天然ポリフェノール化合物,サルビゲニンのありうる神経保護作用を明らかにすることを試みた。MTT試験により細胞生存性を測定し,25μMがサルビゲニンの最良保護濃度であることを見出した。サルビゲニンは,抗酸化因子を活性化することをGSHおよびSODアッセイが示唆した。同時に,カルパインおよびカスパーゼ-12を含むERストレス関連蛋白質の測定は,ERストレスを減少させるサルビゲニンの能力を示した。サルビゲニンは,アポトーシス因子を減少できることを見出した。Bax/Bcl-2比を1.45倍に低減させることに加えて,サルビゲニンはアポトーシスのホールマークであるH2O2誘導カスパーゼ-3を阻害した。さらに,サルビゲニンは,自己貪食因子のレベルを増加させた。25μMのサルビゲニンの存在においてH2O2処理細胞と比べてそれぞれ1.28,1.25および1.54倍のLC3-II/LC3-I比,Atg7およびAtg12の増加を結果が示した。そのうえ,サルビゲニンはアポトーシスを阻害しオートファジーを増強することにより細胞が生存することを助け,これは将来の実験に対する新しい展望を開く。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  細胞生理一般  ,  無機化合物一般及び元素  ,  神経系の疾患 

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