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J-GLOBAL ID:201202201923491719   整理番号:12A1572576

0.05~5.0M NaCl溶液中におけるUlva lactucaへのYREE収着の表面錯体生成モデル

A surface complexation model of YREE sorption on Ulva lactuca in 0.05-5.0M NaCl solutions
著者 (2件):
資料名:
巻: 97  ページ: 183-199  発行年: 2012年11月15日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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再生可能な生物収着剤の設計を目的とした化学工学研究で注目される類似物質である海草Ulvo lactucaの乾燥組織ホモジェネートへのイットリウム及び希土類元素(YREE)の収着に関する分配係数を報告する。収着実験は異なるイオン強度(0.05,0.5,5.0M)のNaCl溶液中で,25°CにおいてpH2.8~8.5の範囲にわたり行った。従来のろ過による溶存相と粒子相の分離に基づく分配係数をコロイド結合YREEの影響に関して補正し,補正した値を遊離カチオン濃度に対して再規格化した。それぞれのイオン強度において,YREE-水酸化物錯体の結合とともに,以前に特定された3つの一プロトン性官能基に結合するYREEを取り込んだ非静電的表面錯体生成モデルを用いて,再規格化した値のpH依存性は正確に記述される。pHの関数としての分配係数の非線形回帰では,個々のpKaは報告された値で固定し,一方4つのYREE表面錯体の安定度定数を調整パラメータとして用いた。YREE-アセタート及びYREE-水酸化物溶液錯体と,第一及び第三の官能基との表面錯体の安定度定数の間のよい線形自由エネルギー関係は,以前の予備的なカルボキシル及びフェノールという同定を裏付ける。第二の基の同様の裏付けは,YREE-リン酸錯体の安定度定数の十分でない知見と,0.05NaCl MでのYREE結合の欠乏により妨害され,今後の研究が待たれる。これらの結果は,表面錯体生成モデルが海洋有機物と同じくらいやっかいな収着剤に適用できることを示す。課題は残っているものの,本研究のアプローチはYREE及び他の表面活性元素に関する顕著な親和性の化学的メカニズムを明らかにすることで,環境における金属汚染のバイオモニタあるいはバイオフィルタとしての海草の可能性を定式化する助けとなる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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水圏・生物圏の地球化学  ,  重金属とその化合物一般 

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