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J-GLOBAL ID:201202201959362761   整理番号:12A1659984

高エネルギー化合物は培養細胞においてAlzheimer病のβアミロイド前駆蛋白質のプロセシングを促進し,細胞生存率を高める

High-energy compounds promote physiological processing of Alzheimer’s amyloid-β precursor protein and boost cell survival in culture
著者 (5件):
資料名:
巻: 123  号: 3/4  ページ: 525-531  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アミロイドβ前駆蛋白質(APP)のプロセシングに関与する物質を網羅的に検索した。SH-SY5Y細胞において意外にも,ATP,ホスホクレアチニン,アセチルCoAなどの高エネルギー物質(HEC)がプロセシングを促進することを見出した。一方,それらの起源化合物ADP,クレアチン及びCoAにはこのような効果はなかった。この他にも,GTP,CTP,ホスホエノイルピルベート,S-アデノシルメチオニンも,効力は異なるが,促進効果を示した。この促進効果は生理的刺激剤のグルタミン酸やニコチンより強く,エネルギー阻害薬のロテノンやNaN3で消失した。HECはヒト加齢線維芽細胞やロテノン又はH2O2で損傷された細胞において,休眠中のAPPプロセシング大きく蘇らせることも分かった。更に数種のHECはSH-SY5Y細胞におけるエネルギー制限や酸化ストレスによる細胞死からの生存率を著明に高めた。これらから著者等は,α-セクレターゼの新しいエネルギー依存性調節機構の存在を証明し,加齢脳細胞のAlzheimer病進行を遅延させる可能性を示し得たと結論した。
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分類 (3件):
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神経の基礎医学  ,  細胞生理一般  ,  生物学的機能 
物質索引 (12件):
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