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J-GLOBAL ID:201202201976733374   整理番号:12A1444590

森林土壌O-層準における微生物窒素残渣の鉄(水)酸化物との会合のナノ-スケール調査

Nano-scale investigation of the association of microbial nitrogen residues with iron (hydr)oxides in a forest soil O-horizon
著者 (9件):
資料名:
巻: 95  ページ: 213-226  発行年: 2012年10月15日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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キチン質などの真菌性細胞壁中のアミノ糖は,森林土壌生態系で窒素の重要な供給源であるが,土壌窒素循環ターンオーバー時間に対する非生物的,生物的支配要因については知られていない。古典的なバルク抽出方法の課題に対応し,微生物,土壌有機物,鉱物の表面と相互作用するキチン質に富んだ真菌細胞壁残渣の変化経路を調べるため高度可視化ツールを用いた。森林土壌O-層準の真菌支配微環境での13C-,15N-ラベルキチン取込のインキュベーション後に,土壌微構造の高解像度二次イオン質量分析像は,富Fe粒子の15Nとの選択的会合を明らかにした。STXM/NEXAFSは,これら土壌微構造に対する薄い有機物コーティングが,Fe(水)酸化物,脂肪族C,アミドNに富み,これら表面での微生物の脂質とタンパク質の濃縮を示した。微細スケール調査結果に対する解釈では,キチン質真菌細胞壁からのアミドNが,菌糸を伴う細菌により同化され,タンパク質アミドNに再合成され,次いで鉄(水)酸化物表面に濃縮された。CとNの微生物循環の機構モデルに示唆が得られた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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地球化学一般  ,  土壌化学 

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