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J-GLOBAL ID:201202202026197081   整理番号:12A0524321

3.11から一年 仙台塩釜港(仙台港区)復旧・復興の歩み

資料名:
号: 781  ページ: 32-39  発行年: 2012年03月10日 
JST資料番号: F0277A  ISSN: 0371-0718  CODEN: SKONA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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平成23年3月11日に三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生した。あれから1年が経過した。仙台塩釜港(仙台地区)を中心に,震災からの復旧・復興の歩みについて紹介する。仙台塩釜港は,東北唯一の国際拠点港湾である。地震により,仙台港区周辺は全体に約50cm沈下した。特に被害が大きかったのは,高砂2号岸壁で,沖側護岸が傾斜し舗装・裏埋土が流出し,エプロンの沈下,クレーンレール蛇行,基礎杭の一部損傷,岸壁法線の海側へのはらみだし等,であった。応急復旧は,緊急輸送輸送道路網を確保するため(くしの歯作戦),海洋浮遊物の除去,航路内の障害物を海底から引き揚げる航路啓開を行った。3月17日には緊急支援物資を積んだ第1船が入港した。震災直後の物不足で一番深刻なのが,多くの港で受け入れが出来ないガソリン等の燃料不足であった。幸い,一本松地区の油槽所群は,被害が軽微であったため,航路啓開を加速し対応した。高砂2号岸壁は,ガントリークレーン基礎の鋼管杭が損層していたため,損傷した杭の隣に新たに杭を打設して補強し,蛇行した鉄筋コンクリート製のクレーン基礎の上部を撤去して新たに作り直し,地盤改良を行った上に舗装を施し,復旧を早期に行った。被災地はまだ復旧・復興の途上であるが,9月15日から日本初の45フィートコンテナの実用化が高砂コンテナヤードで始まった。11月25日には,仙台地区とJR東北線を結ぶ仙台臨海鉄道が復旧した。
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分類 (2件):
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港湾施設,港湾工事  ,  自然災害 
タイトルに関連する用語 (4件):
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