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J-GLOBAL ID:201202202148503396   整理番号:11A1203183

直腸癌の術前放射化学療法応答性の見かけ拡散係数による評価

The role of apparent diffusion coefficient value in evaluation of the response to preoperative chemoradiation in rectal carcinoma
著者 (8件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 392-396  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2327A  ISSN: 1005-1201  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】直腸癌の術前放射化学療法(CRT)応答性をDWIと見かけ拡散係数(ADC)によって評価し,CRT治療効果のADCによる予測とモニタリングについて考察する。【方法】術前にCRTを行った原発性直腸癌(26例)を2群に分け,T病期低下群(12例)およびT病期非低下群(14例)とした。CRT前,CRT第1週後,CRT第2週後および術前,1.5TMRによるDWIを撮った。腫瘍のADC値を作業端末で算出した。乱塊法により処置後のADC値変化を分析した。【結果】CRT前,CRT第1週後,CRT第2週後および術前におけるT病期低下群の平均腫瘍ADC値はそれぞれ,(1.10±0.13)×10(-3)/mm2/s,(1.32±0.19)×10(-3)/mm2/s,(1.35±0.13)×10(-3)/mm2/sおよび(1.32±1.00)×10(-3)/mm2/sであった(F=16.420,P<0.01)。CRT第1週後におけるT病期非低下群の平均腫瘍ADC値は,(1.23±0.13)×10(-3)/mm2/sであり,CRT前[(1.16±0.16)×10(-3)/mm2/s]から僅かに増加した(P>0.05)。T病期非低下群の平均腫瘍ADC値は持続的に増加し,CRT第2週末で(1.30±0.16)×10(-3)/mm2/sとなり,有意差があった(F=5.023,P<0.01)。腫瘍ADC値の進展度については,両群間で有意差があった。T病期低下群では腫瘍ADC値の早期増加が観察された。CRT1週間後の腫瘍ADC値増加率が11.6%の時,この増加率のT病期低下診断マーカーとしての感度,特異性,陽性予測値および陰性予測値はそれぞれ,75.0%,78.6%,75.0%および78.6%であり,また,曲線下面積(Az)は0.774(95%CI=0.583~0.964)であった。【結論】直腸癌における平均腫瘍ADC値の早期増加によってCRT治療効果が予測できる。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの治療一般  ,  消化器の腫よう 

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