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J-GLOBAL ID：201202202219480929   整理番号：12A0188615

ガラス繊維や鉱物を充填したポリアミド6複合材の等温結晶化の速度論

Isothermal crystallization kinetics of glass fiber and mineral-filled polyamide 6 composites

著者 (3件)： SANLI Selen (EPSAN Plastics, R&D Dep., Ali Osman Soenmez Cad. No:16, Bursa, TUR) ,  DURMUS Ali (Istanbul Univ., Dep. of Chemical Engineering, Engineering Fac., 34320, Avcilar, Istanbul, TUR) ,  ERCAN Nevra (Istanbul Univ., Dep. of Chemical Engineering, Engineering Fac., 34320, Avcilar, Istanbul, TUR)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 47  号： 7  ページ： 3052-3063  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では,示差走査熱量法で,表面処理したガラス繊維(GF)や天然の粘土タイプの鉱物(MN)で補強した,ポリアミド6(PA6)複合材の等温結晶化の速度論を,核形成材(NA)の存在する場合と不在の場合とで調査した。さらに,複合材のミクロ構造の特徴と,充填材とポリアミドの相の間の界面相互作用をレオロジー的測定で定量化した。試料の,等温の溶融-結晶化の過程の速度パラメータを,AvramiとLauritzen-Hoffmanのモデルで決定した。Arrhenius法で,結晶化の活性化エネルギーを決定した。両方の充填材は,PA6の貯蔵弾性率の著しい増加をもたらすことが判明した。速度論の計算によると,MNは,PA6の結晶化速度に対して,GAより著しい加速度効果を持っていた。少量のNAの導入は,GFによって補強されたPA6の等温結晶化の速度に著しく有益であった。しかし,MNによって補強されたもののものは加速しなかった。これらの結果は,表面処理したGFで補強し,安価で入手が容易なマイナー充填材として少量の粘土様の鉱物を添加したPA6複合材は,GFが機械特性を高め,粘土様鉱物が結晶化速度を加速するために,射出成型されたPA6の部品に,最善の性能をもたらすことができることを強調している。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ナイロン6 ,  *ガラス繊維 ,  *結晶化 ,  等温過程 ,  微細構造 ,  レオロジー ,  融解 ,  モデリング ,  *強化プラスチック ,  *粘土 ,  活性化エネルギー ,  動弾性係数 ,  *晶析速度 ,  射出成形 ,  核形成 ,  *繊維強化プラスチック ,  強化プラスチック成形 ,  充填剤 ,  *ガラス繊維強化プラスチック
準シソーラス用語： 速度パラメータ【化学反応】 ,  *等温結晶化

分類 (3件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  機械的性質  (YH02022L)

物質索引 (1件)： ヒドロキシビス(4-tert-ブチルベンゾイルオキシ)アルミニウム

タイトルに関連する用語 (6件)： ガラス繊維 ,  鉱物 ,  ポリアミド6 ,  複合材 ,  等温結晶化 ,  速度論