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J-GLOBAL ID:201202202222330164   整理番号:12A0685309

大腸菌での上皮成長因子受容体を標的とする毒素結合複合体の合成と精製

Synthesis and purification of a toxin-linked conjugate targeting epidermal growth factor receptor in Escherichia coli
著者 (12件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 1-7  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: W0282A  ISSN: 1046-5928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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上皮成長因子受容体(EGFR)発現細胞を特異的に標的化し,細胞増殖の阻害及び細胞致死を仲介できる免疫毒素の開発を試みた。Luffin P1(LP1)リボソーム不活性化蛋白質を選択し,その強力な蛋白質合成阻害及び小さなサイズ(5kDa)に基づいて融合蛋白質抗EGFR/LP1を作製した。LP1を抗EGFR一本鎖抗体(scFv)のC末端と融合した。組換え抗EGFR/LP1蛋白質を大腸菌に発現させ,再折畳みし,固定化Ni2+-アフィニティークロマトグラフィーカラムにより精製した。ドデシル硫酸ナトリウム-ポアクリルアミドゲル電気泳動及びウェスタンブロッティング分析により,抗EGFR/LP1が十分に発現していることを明らかにした。共焦点顕微鏡及びフローサイトメトリーにより,抗EGFR/LP1がEGFR陽性細胞(U251)と特異的に結合し,一方,同一の時間及び用量下でEGFR陰性細胞(Jurkat細胞)と殆ど結合しないことを示した。最後に,MTT細胞生存率アッセイにより,抗EGFR/LP1がEGFR陽性腫瘍細胞に対して明白な細胞毒性を誘発することを示した。これらの結果をまとめ,抗EGFR/LP1が,EGFR陽性腫瘍細胞に対して生物学的に活性かつ特異的であり,有効なEGFR標的化癌治療を提示することを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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