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J-GLOBAL ID：201202202286336050   整理番号：12A0435861

福島原発事故にみる危機管理の発想とクライシス・コミュニケーション 何のための情報発信か?

著者 (1件)： 土田昭司 (関西大)
資料名： ΑΤΟΜΟΣ  (Journal of the Atomic Energy Society of Japan)
巻： 54  号： 3  ページ： 181-183  発行年： 2012年03月01日 
JST資料番号： G0154A  ISSN： 1882-2606  CODEN： NGEGAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東日本大震災での東京電力福島第一原子力発電所の過酷事故におけるクライシス・コミュニケーションについて検討する。危機における対応当事者とpublicとの間の情報送受信であるクライシス・コミュニケーションにおいてpublicとは何か,また,そもそもなぜクライシス・コミュニケーションが必要とされるのかを述べる。そして,危機においてはセキュリティではなくセイフティが必要とされることに基づいて,福島原発事故におけるクライシス・コミュニケーションの問題点を指摘する。(著者抄録)

シソーラス用語： 情報配布 ,  *リスク管理 ,  *シビアアクシデント ,  *原子力安全 ,  セキュリティ
準シソーラス用語： *クライシス・コミュニケーション ,  危機管理 ,  *福島第一原子力発電所事故 ,  過酷事故

分類 (1件)： 社会問題  (MA01070S)

引用文献 (4件)：

• 辛島恵美子. 社会安全学構築のための安全関連概念の再検討. 社会安全学研究. 2011, 1, 153-177
• 木下冨雄. リスク学から見た福島原発事故. 日本原子力学会誌. 2011, 53, 7, 465-472
• 平川秀幸. リスクコミュニケーション論. 2011
• HOWITT, A. M. ed. Managing Crises : Responses to Large-Scale Emergencies. 2009

タイトルに関連する用語 (5件)： 福島原発事故 ,  危機管理 ,  発想 ,  コミュニケーション ,  情報発信