文献
J-GLOBAL ID:201202202293081025   整理番号:12A0372714

シランカップリング剤を添加したシリカ充填HNBRに於ける幾つかの興味深い現象

Some Interesting Phenomena in Silica-Filled HNBR with the Addition of Silane Coupling Agent
著者 (3件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 927-934  発行年: 2012年04月15日 
JST資料番号: C0467A  ISSN: 0021-8995  CODEN: JAPNAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿では,充填剤分散に及ぼすシリカの表面修飾の影響と同時に,シリカ粒子と水素化したニトリルゴム(HNBR)マトリックス間の親和性を検討し,幾つかの興味深い現象を見付けた。それは即ちカップリング剤を高温でゴムと充填剤を混合する過程で添加する簡便で経済的な方法である,その場修飾分散技術を適用してシリカ表面を修飾し,そして充填剤の分散を改良した。その原理は,充填剤の表面修飾と分散を,高いプロセス温度と高いせん断応力のために同時に達成できる,ことであった。本検討では,ゴムプロセス分析計(RPA2000)を使ってそれらの「Payne効果」と複合材料の機械的性質を特性化して,HNBR中のシリカ粒子のミクロ分散に及ぼすシランカップリング剤(γ-メタアクリロキシプロピルトリメトキシシラン(KH570))量,熱処理の温度および時間の影響に主として焦点を当てた。その結果,シリカ分散に及ぼすシランカップリング剤(KH570))の影響は,シリカとKH570間の反応に影響する温度と時間に強く依存していた。充填剤分散はKH570が室温でHNBR/シリカコンパウンドに添加された時には悪化しており,それはSBR/シリカ系と正反対であった。しかしその充填剤分散は,室温での貯蔵時間が延長されまたはKH570が短時間でも高温で添加された時には改良されており,それはKH570とシリカ間の反応が起こっている故であった。KH570量,熱処理温度または熱処理時間を上げると共に,シリカ分散が良くなりそしてシリカとKHNBR間の界面強度が増強していた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
充填剤,補強材  ,  強化プラスチックの成形  ,  ゴム 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る